忙中「映画」あり

久しぶりのブログです。
って、このごろ恒例の書き出し(苦笑)であります。
 
草も取らなければならないし、点字はたまってるし、詩も書かなければ
(今朝も札幌のSさんから北海道詩集の〆切過ぎてますよと電話あり、恐縮至極)
なのに、日々のスピードが速すぎますね、驚くことにもう七月です。
この間にテッセンが咲きサツキが咲き、さくらんぼが生り
 

 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
そんな相変わらずのバタバタの日々ですが、映画も観ました。
レンタルDVDで4本と映画館で2本。
DVDは『息もできない』『軽蔑』『ツリー・オブ・ライフ』もうひとつは忘れました。
『息もできない』が圧倒的によかったです。
映画館では『アーティスト』と『ル・アーヴルの靴みがき』を。
どちらもシネマ・アイリスの9:20朝一の上映で、洗濯をすませて大急ぎで駆けつけました。
両作品ともハッピーエンドで、その日の午後はいい気分で過ごせました。
 
ことに『ル・アーヴルの靴みがき』は北フランスの港町ル・アーヴルが舞台で
ある懐かしさというか親しさ近さをおぼえます。そして海炭市を想起させます。
市井の人々の愛と信頼、無償の善意。そして起こる奇跡。
アキ・カウリスマキ監督は名匠の呼び声高い監督で、この人間賛歌の『LE HAVRE』もカンヌで絶賛されたようですが
観終わってエンドロールが流れる間、作風は違えど、わが『海炭市叙景』も負けていないと正直思いました。
実際、フランスのドーヴィル・アジア映画祭で高い評価(審査員特別賞)を受けたのでした。
ドーヴィルも海岸ですね。
海のまちは、遠く離れていても繋がっている、そんな気がします。
 

 
 
 
 
(菅原和博さん撮影)
 

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