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七月の終わりに

✎今日で7月も終わり。

去年の7月は個人誌『恒河沙』を創刊、本当なら今年もすでに2号が出ているはずでした。

でも2号発行どころか、まだ原稿に手をつけてさえいません。

辛い夏で、ほとんど茫然と過ごしていたような気がします。

そんな体たらくの私に喝をいれるように、思いがけない連絡事も次々入って、やっと動き出したところです。

 

✎7月も終わりに近い先日、『游人』の仲間の河田さんと、かつて「はこだてルネサンスの会」で一緒に活動した伊原さんが元町の“まるたま小屋”という、古民家をリノベしたcafeに連れて行ってくれました。

元、タウン誌「街」の事務所の隣です。

(外観の写真撮るの忘れました((笑))   

教会群の近くにあります。代わりに

十字街にあった函館らしいマンホールの

蓋の写真貼っておきます。)

ちいさいお店ですが、若い人がたくさんいらしていました。

 

 

壁には私の大好きなマトリョーシカがたくさん。真ん中に、わが家にあるのと同じ物がありました。以前、ロシア料理店をやっていた友だちにもらったマトリョーシカ。聞けば、やっぱりそれもそうでした。今は異国にいる彼女と高校生の夏、恐山に登ったことを思い出します。

 

 

 

 

 

 

 

 

お店にはマトリョミンというマトリョーシカの姿のテルミンもありました。

ほしい♬

このお店では焼きピロシキを置いています。種類もたくさんあります。

 

 

 

 

 

 

私は鮭クリームチーズのピロシキとアイスコーヒー、

河田さんはボルシチセット、伊原さんはハーブティーなどを頼みました。ボルシチはビーツの色が鮮やかです。

食べながらおしゃべりしているところへ、外出していた店主の北見さんが帰ってきました。

初対面です。でも、ついこの前の新聞地域版に大きく載っていたのを見ていたので、すぐ分かりました。

ピロシキは、日本では揚げてあるのが一般的ですが、本場ロシアの家庭では焼きピロシキが多いんだそうですね。それで、ロシアと縁の深い函館から焼きピロシキを発信、広めていこうと言うことらしいです。

その目的で発足した協同組合の組合長さんが“まるたま小屋”の店主・北見さんなのです。

とても、パワフルな女性です。

ウクライナに行ったり、その日の外出もロシア関係の会合でした。

そんな忙しい方なのに、演劇にも関わって、ブレヒトから長谷川四郎を知り、この凄い一家・兄弟のことを若い人たちにも知ってほしい、せっかく函館元町にいるのだから、と語ってくれました。

 

✎うれしくなりました。

伊原さんが隣から「函館文学散歩」を持ってきてくれました。

11年前、その作成に関わった者の一人として、これをテキストに若い方々が函館ゆかりの作家や歌人のことを知ってくれたら、こんなにうれしいことはありません。

✎なんだか元気が出て、明るい気持ちで帰宅したら郵便受けに大きい封筒が入っていました。毎夏の高文連文芸道南支部からでした。

8月は審査会や分科会で二つの高校に行きます。

若い人たちと一緒に勉強します。

函館のアジサイは今が盛りです。明日からは港祭り。佐藤泰志が描いた夏です。「きみの鳥はうたえる」再読して、8月中に書けたらいいな。