『北海道の詩人たち2021』(女性詩人編)発行されました

✒7月になりました。
あっという間に過ぎた半年でした。
文月、ここからの後半をがんばって前半の遅れを取り戻したいです。

✒今日が発行日の『北海道の詩人たち2021』(女性詩人編)に私の詩篇も載せていただいています。
北見の阿吽塾から発行です。

                            頒価2000円

この本の特徴は、普通のアンソロジーのように1人1篇の選集ではなく、各詩人に十数ページが割かれていることです。参加したほとんどの詩人が5・6篇の作品を提出しています。その詩の塊で各詩人の特質やテーマが見えると思います。
また、それぞれの詩の扉に詩への想いを詩人が綴っていることで、詩人の姿勢や視点が分かって親近感を覚え、扉を開けやすくなっている気がします。
参加詩人は倉内佐知子、櫻井良子、佐藤裕子、田中聖海、中筋智絵、橋本征子、番場早苗、松本莉鼓、宮脇恂子、森れい、鷲谷みどり、渡会やよひ、の12名です。
50音順で私の次に登場する松本莉鼓さんは、北海道新聞日曜文芸の番場選に投稿してくれた高校生です。その掲載された作品に惚れ込んだ旭川の詩誌「フラジャイル」の木暮純さんの勧誘で同詩誌の同人となって活躍しています。扉を開けて最初の作品が、その投稿作「雨降り」で感激しました。若き才能の誕生に少しでも私が役に立てたのなら、こんなにうれしいことはありません。

✒私の作品は「林檎期」「砂の上で 波のように息のように」「呼人を過ぎる」「奔る春」「たすけてくれ」「前は海」の5篇です。
残念なことに誤字脱字が5箇所ありました。
データで出さなかったことを後悔しましたが、後の祭りです。愛着のある作品なので残念です。下記に訂正を記しますので、もし本書を手に取ることがありましたら、ご確認いただければ有り難いです。
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「林檎期」P.94 -1行   ×分泌→○分泌
「呼人を過ぎる」P.99 -1行 ×bambino bambino → ○bambino bambini(後ろはbambinoの複数形)
「奔る春」P.101本文3行   ×濃い→○濃い
P.101-1行    ×滅→○
P.102 10行   ×だれ生も→○だれ生も
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よろしくお願いします。

なお、これらの詩篇が収められている初出詩集『陸繋砂州(トンボロ)』『一瞬の、永遠の、波打ち際』をお読みになりたい方はご連絡ください。

 

 

 

 

 

 

snebmb@gmail.com

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