2011年12月31日

今年も、あと2時間ほどで終わります。
東日本大震災、原子力発電所事故という、いまだかつて経験したことのない苦難に
列島中が悲しみと心配と怒りと不安の交錯する日々でした。
被災しなかったわたしも、しばらくは茫然としていました。
 
そんななか、個人的には嬉しいこともたくさんあったのです。
関わってきた映画『海炭市叙景』は、とても評価が高く、多くの人が観てくれました。
その映画化で、佐藤泰志の本が復刊され、新しい読者が増えました。
拙詩集『陸繋砂州』は、北海道詩人協会賞をいただきました。
 
そして、震災後はじめたツイッターでは、佐藤泰志の親友だった詩人の福間健二さんや新しい出会いがありました。
そこからまた、これまで知らなかった才能にも触れることができました。
先月からは、このブログも始めるという、一年前には想像もしなかったことが続いた一年でした。
 
多くの方に支えられて生きているということを、実感した年でもありました。
お世話になったみなさま、ありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いします。
みなさまにとって、きたる年が良き年となりますように!
 

 
 
 

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