窓辺の席

きのうは、本町のSleekで山本さんとランチ。

先に来ていた彼女が座っていた席は、おお、あの窓際です。

 

おととしの11月に、『海炭市叙景』の完成披露試写会を芸術ホールで開催しました。

協賛・協力してくれた函館市民や企業の方々に全国での公開に先立って観てもらったのです。

その会に、小林薫さん・谷村美月さんも駆けつけてくださいました。

2回の上映を終え、打ち上げはシネマアイリス隣のSleekでした。

谷村さんは試写会の挨拶後、とんぼ返りでお帰りになりましたが

(お忙しい中ありがとうございました)

小林薫さんは残って打ち上げにも参加してくださいました。

そのとき、小林薫さん、熊切和嘉監督夫妻が座られていたのが、その席でした。

それは製作実行委員長の菅原さんが、そうセットしたのです。

というのも、菅原さんが『海炭市叙景』を映画化したいと、熊切監督に話したのがその席だったからなのです。

『海炭市叙景』にとっては記念ずべき席。

それから2年、函館出身の作家の原作を、函館市民の全面的支援を得て函館で撮影し、函館で披露したのです。

菅原さんや熊切監督にとって思い出深いことだったでしょう。

 

山本さんが、その席をチョイスしてくれたことがうれしかったです。

思わず「あ、薫さんが座られたところ・・」と言って微笑みあいました。

わたしたちは、熊切監督はもちろん、小林薫さんが大好きなのです。

ふたりとも撮影中は食事班で、現場に行くことはほとんどなかったのですが

撮影が始まってすぐのころ、ホテルに昼食を届けたことがありました。

函館国際ホテルさんのご厚意で喫茶室をスタッフルームとして使わせてもらっていましたので、そこへ運びました。

小林薫さんは、ご自分で取りに来ました。

食事班のお弁当は、ごはん・おかず・サラダとパックが3つもあり、さらにお味噌汁の椀と、持つのが大変そうですが

お一人で持ってお部屋へ戻られました。

全然偉ぶらないし、歩く姿も姿勢が良くて素敵なのです。

 

8日がお誕生日だった彼女にささやかなプレゼントを渡しました。

ランチはパスタセット。チョコレートフォンデュのデザートをつけて。美味しかったですよ。しかも安いです(1100円)。

窓辺の席の楽しいひとときでした。