2013-05

ツレヅレ

この社会の生き難さ ー 映画『日本の悲劇』

映画『日本の悲劇』(小林政広監督作2012)を観た。 身につまされた。 泣いた。 いろいろ考えさせられた。 宣伝惹句に「これは、私たち家族の物語。」とあるが、まさしく、わたしの、あなたの、家族の物語だ。 ある一家を襲う失職、病、離婚、死、震災。そして貧困、年金。この国が抱える問題の数々が、ひとつの家の中にのこらず在った。 シーンが変わるたび暗転があり、舞台の...
ツレヅレ

記録映画「書くことの重さ~作家 佐藤泰志」

今夜(23日)はドキュメンタリー映画「書くことの重さ~作家 佐藤泰志」の函館試写会でした。 関係者・協力者のみへの案内ということで、知った顔が並びました。 上映前に稲塚秀孝監督のご挨拶がありました。 稲塚監督は、苫小牧の出身で、佐藤泰志の一歳下です。 ご自身も入選した「第5回有島青少年文芸賞」の発表で佐藤泰志を知りました。 入選作は主催の北海道新聞に掲載され...
ツレヅレ

ルナニルハ ルナニルハ

明け方届いた地元紙に次男の背中が映っていました。 きのう、松前で行われた近隣8高校による「書道パフォーマンス」の記事です。 松前高校書道部と松前中学校吹奏楽部がコラボレーションしてのパフォーマンスで、息子は指揮をしていました。 松前は近代詩文書の父と呼ばれる書家、金子鴎亭の生誕地なのです。 そういえば、先週「来週はこれないから」と次男は桜の枝(お嫁さんの心遣...
ツレヅレ

一冊の詩集を遺して

小雨の朝、悲しい報せが届きました。 詩誌「游人」同人のなかの頼子さんが昨日亡くなられました。 体調が思わしくないとは聞いていましたが、まさか、こんな急に・・・ 先週末、家族旅行で函館を訪れ、二日前には游人の仲間と電話で話もしていたそうなのです。 昨春、彼女は初めての詩集を出されて、6月に函館でお祝いの会を開きました。 今月発行の「游人」19号には、皆で彼...
ツレヅレ

ことばがあってよかった

5月ですね。 いつまでも寒い日々です。 ブログ、ずいぶん長い間のご無沙汰でした。 いろんなこと、うれしいこともつらいこともありましたが・・・セラヴィ♪ 3月から、所属する点字サークルでは視覚障がい者からの依頼で、新聞に投稿された俳句や短歌の点訳・校正をしています。 その担当になって、十七音、三十一文字のことばに託して日々の喜び悲しみを綴る人が実にたくさんお...
タイトルとURLをコピーしました