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吉増剛造とエミリーの小石

六月も今日で終わり。 今年も半分が過ぎたのですね。 今日は調べものがあって、中央図書館へ行ってきました。 「市街戦のジャズメン」が掲載されている『北方文芸』1968年3月号も閲覧しました。 48年前の春にこれを読んで衝撃を受けたのでした。 いま読んでも、書き出しからして上手いです。 高校生がこれを書いたわけです。 ...
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TENGOライブと「游人」22合評会

✍今月も残すところ、あとわずか。 慌ただしくもアツイ日々の5月でした。 まず、念願の北海道立文学館での「佐藤泰志の場所(トポス)」展へ行ってきました。 入場してすぐ階段を下りてゆくと、いきなり熊切和嘉監督の顔の大写しに出会ってびっくり! 展示室前の大きなモニターに、映画「海炭市叙景」メイキング映像がエンドレスで流れているのです。撮影の様子や実行委員会の活動な...
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「童話・チェホフの夏」の大工と泰志

✍4月も今日で終わり、あわてて久しぶりのブログです。 ご無沙汰中に読んだ本や観た映画のことなど書きたいことはたくさんあるのですが、それらはまたいつかの機会ということで、4月の備忘録だけ取り急ぎ。 1日に、小樽の詩人・高橋明子さんが来函されて、木田澄子さんとお会いしました。あとりゑ・クレールというギャラリーをされている高橋さんの希望で、函館在住の版画家...
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「わたくし」の採用 ー 久谷雉詩集『影法師』 

☃陽が射しているのに雪がふっています。 青森の詩人・泉谷明さんの詩「日は降る雪をのぼってきた」を思い出します。 詩集名でもある数十年前に読んだ詩行が背表紙とともによぎります。 手にしたときの本の質感や重さなど電子本とは違う紙の本ならではの記憶も。 ❐久谷雉さんの『影法師』(ミッドナイト・プレス)という詩集を読みました。 詩集は贈って頂くことが多いですが、今...
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鬼捲り

きょうは節分 朝日新聞の鷲田清一さん「折々のことば」も、それにあわせてでしょう 福は内 鬼も内 でした。 「創造者というものは一種の鬼を自分の中にもっていなかったならばすぐれた仕事はできない」梅原猛さんの「老耄と哲学」からのことばだそうです。 鬼! すぐれた仕事とはほど遠いでしょうが、鬼はわたしの詩によく登場します。 春に出る詩誌に一昨日送った詩(「奔る春」...
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水瓶座の友

朝起きたら雪が深々積もっていました。 今日は約束があって出かけるので、外出前の雪かきはしたくなかったのですが、やらなければゴミも出せない積雪なのでした。 時間が気になって急ぐので汗びっしょり。この時期なのにシャワーを浴びました。 児童公園の鉄棒も殆ど埋まっています。 約束の相手は、映画「海炭市叙景」製作実行委員会で一緒...
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