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チイサイヒト

夕方、隣に住む小さい人から電話がきました。

「カゼなおった?」

きのう、小さい人のお父さんに風邪薬を買ってきてもらったのでした。

「おかげさまで、だいぶよくなったよ」

風邪をひかなければ、きょうは彼女と工作をしようと思って、
布や折り紙や画用紙、工作用糊などをたくさん買って用意していたのです。

今度またねと約束して、夫に替わってあげました。

小さい人のおじいさんは、彼女と話すと顔も声も優しくなります。

 

小さい人は力もち にっこりしただけで

大きい人の重荷を ひょいと脇へおろす

 

ちいさいひとが1歳の時に書いた詩の一節です。

 

歴史は大きい人がつくってきたが(大きい人は大きく過つ

生命は小さい人がつないできたんだ(大きい人の負債も継いで

(「小さい人」より)

5年前に書いた詩ですが、今年、小さい人たちは原発事故という大きい人の大きな過ちで大変な負債を負いました。

大きい人の端くれであるわたしは、責任を感じます。

いのちを繋ぐ小さい人-こどもたちが、安心して暮らせる社会を用意できなかったことを。

じぶんにできることを考えて、行動しようと思っています。