佐藤泰志

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TENGOライブと「游人」22合評会

✍今月も残すところ、あとわずか。 慌ただしくもアツイ日々の5月でした。 まず、念願の北海道立文学館での「佐藤泰志の場所(トポス)」展へ行ってきました。 入場してすぐ階段を下りてゆくと、いきなり熊切和嘉監督の顔の大写しに出会ってびっくり! 展示室前の大きなモニターに、映画「海炭市叙景」メイキング映像がエンドレスで流れているのです。撮影の様子や実行委員会の活動な...
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「童話・チェホフの夏」の大工と泰志

✍4月も今日で終わり、あわてて久しぶりのブログです。 ご無沙汰中に読んだ本や観た映画のことなど書きたいことはたくさんあるのですが、それらはまたいつかの機会ということで、4月の備忘録だけ取り急ぎ。 1日に、小樽の詩人・高橋明子さんが来函されて、木田澄子さんとお会いしました。あとりゑ・クレールというギャラリーをされている高橋さんの希望で、函館在住の版画家...
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時は過ぎゆく

✎時は金なり 朝日新聞に連載されている「折々のことば」の100回目までの中から、イチ押しを選ぶ投票キャンペーンで1位は「時は金なり」(ベンジャミン・フランクリン)だったそうです。 あまりにオーソドックスでちょっと拍子抜けしますが、でもこれが多くの人の実感なんでしょうね。 わたしのように、いつもボーッとしているのは、時の無駄遣いですね。 ほんとうに時は...
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「無垢な光芒」と「おぅねぇすてぃ」

11月も半ばとなりました。 木々は葉がずいぶん落ちて、葉が茂っていたときには思いもよらない骨格をみせて寒そうに立っています。 その裸の木の姿が、いよいよの冬到来を告げています。 今日は風が強く枯葉が舗道を走り廻っていましたが、函館市文学館へ行ってきました。 2ヶ月間にわたって開催されていた佐藤泰志没後25年の企画「佐藤泰志展」が明日で終わるのです。 ...
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千の秋に

10月10日 体育の日は今年は12日ですが、今日は土曜日、運動会のところも多いのでしょうか。 函館は晴天ですが、風が強いです。 一昨日の道内は暴風雨で、道東では被害も大きかったようです。 札幌ではポプラが倒れ、函館では街路のナナカマドが幹から折れていました。 昨日も曇りで風は強かったのですが、雨はあがっていたので一日早いけど東山墓園に行ってきました。 ...
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ほんとうのことー「佐藤泰志の文学」 福間健二さん講演会

きょうは函館市文学館主催の講演会「佐藤泰志の文学」へ行ってきました。 講師は、佐藤泰志の親友で、佐藤の死後も著作の解説や講演等で彼と彼の文学について伝えてきた福間健二さん。 とてもいい講演でした。 友人とか傍にいたというだけでない観察と考察、時代と時間への目配り、それらを都合よくきれいにまとめようとしない真摯さが感じられました。 印象的だったことを記しておき...
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