ツレヅレ

この一年と、二十年

誕生日と一日です。 一年と一日前の誕生日に詩集「陸繋砂州(トンボロ)」を出版しました。 第一詩集「鬼捲り」から二十年ぶりという、なんとも歩みののろいことでした。 そんな拙詩集に、びっくりするほどたくさんのお祝いの花束やお手紙やプレゼント、 賞までいただき、まあ二十年分の幸福を一年で受け取ったようでした。 詩集は、吉増剛造さんに、一番に送りました。 吉増剛造...
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11月22日は

きょう11月22日は、ボタンの日、いい夫婦の日。 そして、わたしの誕生日です。 ボタンの日の制定は1987年、いい夫婦の日は1988年ですから わたしの方が歴史(?)は古いです。(笑) 友人たちやお嫁さんから、お祝いの電話やメールが届きました。 夫や息子は、たくさんのケーキを買ってきてくれました。 (きょうを機に、ダイエットノートをつけるのですが、 どうしま...
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チイサイヒト

夕方、隣に住む小さい人から電話がきました。 「カゼなおった?」 きのう、小さい人のお父さんに風邪薬を買ってきてもらったのでした。 「おかげさまで、だいぶよくなったよ」 風邪をひかなければ、きょうは彼女と工作をしようと思って、 布や折り紙や画用紙、工作用糊などをたくさん買って用意していたのです。 今度またねと約束して、夫に替わってあげました。 小さい人のおじい...
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雪は

雪でした。 初雪は明け方3時頃だったらしいのですが、気づきませんでした。 寒いのはいやだけど、雪が来るとなぜかうれしいという道産子は 初雪を見なかったのは口惜しい気がする複雑ビミョーな人種です。(笑) ところが、雪の初日は吹雪になりましたの、よ。 去年より20日も遅れてきたぶんを取りもどすつもりだったのか、 そんなに初雪みたけりゃ、たっぴりごらんということ...
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砂州をこえて

高校の卒業アルバムにクラスで寄せ書きをしたものが写っています。 わたしは得意でもない英語を綴っています。 For Men may come and Men may go, But I go on for ever. 全員書かなければならないと言われて、書くことが思いつかないまま 以前に参考書か何かで目にして気に入っていた詩句を記したのでしょう。 たぶん、...
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きみがすきだ

傷を負うほどに 水面は白くひきつれ熱をもつ ガラスの円卓が湖みたいだ靴が沈んでいる コップの氷ゆらし 透きとおっているものは すべからく静かだね きれいなユニコーンの角を折ったの 黙ってかわすことばが溜まってゆく (き・み・が・す・き・だ 1) 立冬ですね。 寒くなると口もココロもこわばってきます。 ことばのサイコロころがしてください。 どこからも きみが...
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